ライフバランスカイロプラクティック松戸 | 日記 | 個人的な考えですが

僕の尊敬する人の一人である野口晴哉先生は 整体操法の創始者で、いわゆる「整体」の第一人者です。   野口先生の書かれた本の中でこのようなことが書かれている。
「整体操法を体得されて之を多くの人に行ってその苦しみを救い、その悩みを解決し、自ら立つ力を自覚せしめ、自分の足で歩ましめるやう導くということは良いことであって、このことを業として行ふことは差支へないのみならず寧ろ望ましいことでありますが、しかし整体操法を行ふといふことは食べるための職業であってはなりません。整体操法は人間の相互の愛情と誠意の現れであって、利害得失によって行はれるものであってはならないのであります。苦しむ人悩む人を、自分の食物を運ばす人にしてしまふ心が少しでもあっては整体操法は本当に行へないのであります。」   自分の利益を考えずにただ一心に相手のことだけのことだけを想い、真剣に施術を行うと一度だけの治療で、重い慢性腰痛が治ったとか施術の高い効果が得られる。 また、自分自身の直感も冴え、いろいろなことを感じることが出来た。   このような経験を僕は大学のインターン実習の時に何度も経験している。   相手が教えてくれるのだ。   最近、僕の患者さんでうつ病や統合失調症、自律神経失調症の方を診させて頂く機会が多くなった。   これも縁だと思い精一杯みさせてもらっています。   このように精神や自律神経の不調の方に共通しているのはいかにラポールを築くかが最も重要です。   相手の本能が「この人は自分を受け入れてくれる」と分かれば、治りが格段に早くなる。   僕はどの患者さんに接する時も相手の内側にある本能と会話をする気持ちで診させて貰っている。そこに自分の利益だとか楽をしようだとかという考えがあると、自分の感覚が鈍ってしまう。   勿論、治りも遅くなる。   術者の心の有り様はとても大事なことだと思う。   ※これはあくまでも個人的な考えです。   松戸・柏の整体・カイロプラクティック「ライフバランス」